人材派遣スタッフと派遣会社
人材派遣スタッフは、労働者派遣法によって企業に派遣されて働いているスタッフのことを言います。労働者派遣法とは1986年に初めて作られましたが、その後何度か改正をくり返して今の状態に至っています。人材派遣スタッフの雇用主は人材派遣会社です。しかし働く場所は派遣会社ではなくて、派遣先の企業になります。その辺がちょっとややこしいシステムです。ただ、人材派遣スタッフとして派遣先の現場で毎日働いていると、雇用主である人材派遣会社とほとんど接点がなくなります。しかし、あくまでも派遣会社から派遣されて働いている派遣スタッフであるという自覚を持つことが大事です。
派遣という仕事のしかたにもいろいろあり、1日単位の日雇い派遣もあります。日雇いだとほとんどの場合、派遣会社のほうからその場で日給が手渡しでもらえます。半年以上の長期契約で人材派遣スタッフをしている人もいます。半年ごとに契約更新をくり返して何年も同じ現場で働いて、現場のリーダーのような立場になって新人の教育係などを任されている派遣スタッフもいるほどです。今は何年も同じ現場で派遣スタッフとして働いている人がいる場合は、企業側は正社員として雇用する事という指導がなされています。
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